2012年02月21日

聖トーマス教会合唱団の元団員、ソリストのシュテファン・カーレにインタビュー

現在、韓国ツアー中の聖トーマス教会合唱団。
元団員で今回はアルト・パートでソリストとして参加するのシュテファン・カーレにインタビュー。
2_IMG_0405.jpg
聖トーマス教会合唱団はいつ退団されたのですか?
カーレ:2011年の夏に卒業しました。

現在はどの様な生活をされていますか?
カーレ:2011年の春に進学を考えていたバーゼルの音楽大学で試験に受かり、今はそこで歌手になる勉強をしています。

今回マタイのアルト・パートを歌いますが、カウンター・テノールとしての勉強をしている、ということですね?
カーレ:はいそうです。

普通にしゃべる声は男性の大人の声なのですね。歌う時は声が高いままなのですか?
カーレ:そうなんです。14才くらいのときに声変わりが始まったのですが、合唱団の中で歌う時の声はいつまでたっても低くならなくて、これが自分の声域だと気づいたのは16才の頃でした。

今回のツアーで「マタイ受難曲」のソリストを務めることはいつ頃決まったのでしょうか?
カーレ:昨年の夏にカントールのビラー先生に言われました。とても光栄に思いましたが、「マタイ受難曲」のアルトを歌うのは今回が初めてです。

「マタイ受難曲」のデビューなんですね!退団されてからの聖トーマス教会合唱団との共演はありましたか?
カーレ:実は2011年の3月に合唱団の香港公演がありましたが、まだ合唱団の一員でありながら、そのときはじめてロ短調ミサのアルト・ソロを歌いました。

合唱団の一員で歌うのとソロを歌うのとはどう違いますか?
カーレ:合唱団の一員として歌うときは90人のメンバーと一緒に歌うことがただ楽しい。でもソロはやはり全然違いますね。一音一音歌詞の持つ意味とその表現をどうするかとても神経を使います。

合唱団を卒業し、ソロの道を進むにあたり、ビラーさんはどんな助言をしてくださいましたか?
カーレ:自分は特に女性パートを歌うので、女性の心情をどう表すかが常に課題です。そして歌詞の意味を歴史的・文化的背景から深く捉える必要があります。ビラー先生のリハーサルはそのようなことにも及びました。

今回のツアーに参加してみて自分が合唱団のメンバーでいた時と何か変わっていますか?
カーレ:やはり、ソリストとしての自覚が芽生えてきたように思います。小さな後輩たちと一緒にいるより、大先輩のほかのソリストたちと一緒に行動していますし(笑)。

過去の日本公演にも参加していましたよね?
カーレ:はい。2004年と2008年に参加しました。特に2004年のときは入団してまだ2年目での大きなイベントだったのですごくよく覚えています。
そして今回ソリストとして日本を訪れることは自分にとって大きなステップになると思います!

聖トーマス教会合唱団&ゲヴァントハウス管弦楽団
≪J.S.バッハ:マタイ受難曲≫ 
2012年2月28日(火)18時30分開演 東京オペラシティ
コンサートホール
2012年2月29日(水)18時30分開演
サントリーホール
2012年3月1日(木)18時30分開演 サントリーホール

<ソリスト>
ウーテ・ゼルビッヒ(ソプラノ) Ute
Selbig(Soprano)
シュテファン・カーレ(アルト) Stefan Kahle (Alto)
マルティン・ペッツォルト(テノール/
福音史家) Martin Petzold (Tenor / Evangelist)
クリストフ・ゲンツ(テノール) Christoph Genz
(Tenor)
マティアス・ヴァイヒェルト(バス) Matthias Weichert
(Bass)
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス) Gotthold Schwarz (Bass)

詳しい公演情報はこちらから


posted by JapanArts at 11:16 | 聖トーマス教会合唱団 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

掲載情報(スポーツニッポン)[聖トーマス教会合唱団]

*2012月1月29日 スポーツニッポン 『クラシックコンシェルジュ』
WEB版でご覧になれます。
posted by JapanArts at 11:32 | 聖トーマス教会合唱団 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。