ウィーン少年合唱団日本公演の特別協賛を行っているキヤノンマーケティングジャパン株式会社の松阪喜幸執行役員・コミュニケーション本部長、ウィーン少年合唱団理事長のヴァルター・ネッティッヒ氏、芸術監督のゲラルト・ヴィルト氏、カペルマイスターのオリヴァー・シュテッヒ氏、そしてウィーン少年合唱団の25名のメンバーが会見に臨みました。
爽やかなブルーの襟、濃紺のセーラー服を着た団員たちは、これから始まる日本公演がとても楽しみな様子。
会見の最後には表情も豊かに、パーセル作曲「来たれ、汝ら芸術の子」、瀧廉太郎作曲「花」、シュトラウス2世作曲「ハンガリー万歳」を披露しました。
松阪喜幸執行役員・コミュニケーション本部長(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)
「私どもは“共生”、共に生きるという理念でおります。また、文化貢献だけではなく、オーストリアと日本の国際交流としても考えております。
長いツアーになりますが、合唱団が最後まで元気よく歌ってくれて、成功することをお祈りしております。」
ヴァルター・ネッティッヒ(ウィーン少年合唱団理事長)
「日本とオーストリア、東京とウィーンというのは非常に伝統的なパートナーシップであると思っています。
今回のツアーは今までよりも長いツアーとなっており、それを行えることを大変嬉しく思っております。
また私がこのような形で来日できたことも嬉しく思っております。」
ゲラルト・ヴィルト(芸術監督)
「まずはウィーン少年合唱団を代表しまして、このようにツアー実現していただいた皆さまに心より御礼申し上げます。
合唱団、そして今横にいる子供たちにしましても日本公演というのは大きな意味を持っています。
美しい音楽、美しい声を通じて二つの民族と文化が融合することに大変な喜びを感じられるからです。
そして様々な国の曲を披露しますので、皆さまには楽しみにして頂きたいと思います。」
オリヴァー・シュテッヒ(カペルマイスター)
「シューベルト組にはたくさんのオーストリア人がいます。と同時にロシア人、ボスニア人…日本人も一緒に来日しました。子どもたちは、コンサートを心待ちにしています。と、同時に富士五湖を訪ねたり、ディズニーランドなども楽しみにしています!」
挨拶が終わると、質疑応答へと移りました。
―子どもたちのご両親から心配の声はなかったのか?
ネッティッヒ理事長:日本で何が起きているかの事実を把握するために科学者(専門家)に調査を依頼。その後、我々や保護者たちに説明、あらゆる疑問に答えてもらう機会を設けました。
高層ビル、ジェットコースター、アニメ、東京タワー、食事…
いろいろなことを楽しみにしているようです!

いよいよ歌が始まります。
最初は、パーセル作曲「来たれ、汝ら芸術の子」 続いて、瀧連太郎作曲「花」 この時期にぴったりですね。ヴァイオリンを、日本人団員のケンシくんが弾きました。

最後は、シュトラウス2世の「ハンガリー万歳!」歌声が会場いっぱいに広がりました。
今日の記者会見では、クリムト150年を記念したベーゼンドルファー社製作クリムトモデルで演奏されました。
日本公演は4月28日より下呂公演からいよいよスタート。
ぜひ公演を聞いたら、テレビて、見たら、新聞で見たら、感想をつぶやいてくださいね。ハッシュタグもお忘れなく!
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ハッシュタグ:#ウィーン少年合唱
また、今回の記者会見の模様はUsteam配信をしており、アーカイブでもご覧頂けます。
http://ustre.am/:1uRwS
ウィーン少年合唱団2012年 来日公演
[公演日程]
全公演14:00開演
□5月3日(木・祝) サントリーホール <Aプロ>
□5月4日(金・祝) 東京オペラシティ コンサートホール <Bプロ>
□5月20日(日) 東京オペラシティ コンサートホール <Aプロ>
□6月3日(日) サントリーホール <Bプロ>
□6月15日(金) 東京オペラシティ コンサートホール <Aプロ>
□6月16日(土) 東京オペラシティ コンサートホール <Bプロ>
□6月17日(日) 東京オペラシティ コンサートホール <Aプロ>
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