11月23日(水・祝)に東京オペラシティコンサートホールで、モスクワ合唱団の東京2回目のコンサートが行われました。
17日は世界初演をしたギア・カンチェリの「アマオ・オミ ―無意味な戦争」など合唱団のアカデミックなプログラムで話題となりましたが、23日の公演は哀愁漂う、はたまた力強いロシア民謡をお届けいたしました。
この公演はチケットが売り切れとなり、満場のお客様とともに素晴らしいコンサートとなりました。
(お聴き頂くことが叶わなかったお客様には申し訳ございませんでした。)
当日、演奏者の都合により演奏曲目の順番等に変更がございましたので、改めてましてこちらに掲載いたします。
国立モスクワ合唱団 芸術監督・指揮:ウラディーミル・ミーニン
共演 バラライカ:北川翔 アコーディオン:大田智美
合唱指導:エカテリーナ・エメリヤノヴァ(ロシア功労芸術家):ユーリ・ボガティリョフ
ピアノ伴奏:エレーナ・イリーナ
2011年11月23日(金) 14:00東京オペラシティコンサートホール
【第1部】
G.スヴィリードフ: 合唱のためのコンツェルトより「哀歌」 (2011年3月の震災犠牲者の霊に捧げる)
ロシア民謡: ああ、私の庭よ” 3’25”
ロシア民謡: ターニャ、タニューシャ (女性三重唱)
ナタリア・バカノヴァ(ソプラノ)、ヴィクトリア・ワクスマン(ソプラノ)、ガリヤ・チャヴァニナ=ワレエヴァ(メゾ・ソプラノ)
ウクラナイナ民謡: 誰の馬がいるのか (男声四重唱)
ヴィタリー・セレブリャコフ(テノール)、セルゲイ・ゴージン(テノール)、アレクセイ・コリツォフ(バリトン)、アンドレイ・クルィジャノフスキー(バス)
ロシア民謡: 鐘の音は単調に鳴る/ソリスト:ボリスラフ・モルチャノフ(テノール)
古いロシアのワルツ: アムール河の波/ソリスト:アルベルト・シトジコフ(テノール)
A.ボロディン: 歌劇「イーゴリ公」から、合唱「風の翼に乗って飛び行け歌よ」 (ダッタン人の踊り)
〜バラライカ、アコーディオン演奏〜
ロシアン民謡: 月は輝く
A.アリャビエフ: うぐいす
M.ジャール: 映画「ドクトル・ジバゴ」より、ララのテーマ
A.ハチャトリアン:剣の舞
G.スヴィリードフ: 三つのクールスク県の古い歌
「乙女はドナウ川近くを歩む」
「ナイチンゲールがカッコウをそそのかした」
ソリスト :エレーナ・グリダソヴァ(メゾ・ソプラノ) イリーナ・ニコリスカヤ(メゾ・ソプラノ)
「三つの泡」
【第2部】
ロシア民謡: ヴァルガの舟曳き歌
M.ブランテル: カチューシャ
A.ワルラーモフ: 赤いサラファン/ソリスト:オリガ・ポポヴァ(ソプラノ)
ロシア民謡: カリンカ *バラライカ共演
ソリスト :セルゲイ・ゴージン(テノール)
ロシア民謡: 12人の盗賊/ソリスト:アレクサンドル・ヴェレスキー
ロシア民謡: 風はなかった/ソリスト:スヴェトラーナ・ニコラエヴァ(メゾ・ソプラノ)
ロシア民謡: ステンカラージン *バラライカ共演
ソリスト: アンドレイ・クルィジャノフスキー(バス)
ロシアの古いロマンス: 黒い瞳/ソリスト:エヴゲーニー・カプスチン(バリトン)
ロシア民謡: 行商人/ソリスト:ヴィタリー・セレブリャコフ(バリトン)
<アンコール>
ジプシーの古いロマンス:夕焼けではなく
ウクライナ民謡:若者たちよ、馬の鞍をはずせ