2011年11月02日

来日直前ウラディーミル・ミーニンのインタビュー

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予定通り日本に来ていただけることに深く感謝いたします。
今度の日本公演のプログラムについてお聞きします。
先ずグルジアの代表的な作曲家、カンチェリの「アマオ・オミ」という作品は、日本初演となりますが、簡単に言うとどういう曲で、素晴らしさはどういうところにあるのでしょうか?

ミーニン(以下M): “Amao omi”は、作曲された2005年から、我々の合唱団のレパートリーに入っています。私たちはこの独特の作品を、日本の聴衆の皆さんにもお聞かせしたいと思いました。
 「Amao omi」とは、グルジア語で「無意味な戦争」を意味します。グルジアの詩人、ヴァジュ・プシャヴェル(1861−1915)が同名の詩を書いています。作曲家、ギア・カンチェリは、子音の組み合わせが、まるで古代の呪文のようなこの詩に、強い感銘を受けました。作品に用いられている象徴の言葉・・・空、太陽、環境、神秘、静寂、期待、夜が明ける、朝が来る・・・などはシンプルで歌いやすく、また、誰にとっても身近な言葉です。繰り返し、子音の置き換えなどが、ビブラートのかかった鼻音の「地」(基盤)を成し、そこに、まるで万華鏡のように新たな音色と意味の組み合わせが見えてきます。子音の移調にともない、作品の主要なアイデアとして、Amao Omiの魔法の方程式が形作られるのです。
 メロディーには、遠くで鳴り響く鐘の音や、民族舞踊のリズム、風の囁き、小川のざわめきなどが聞こえてきます。まるで夏の空を、雲がゆっくりと形を変えながら泳いでいくように、音楽が流れます。
 そして音が生まれ消えていく静寂への、厳かな祈りが生じます。その静寂に私たちが耳を傾けるとき、私たちは、平和の永久のハーモニーを、各々の魂の中に見つけるように、まるで呼びかけられているようです。

次に、ラフマニノフの「晩祷」についてお話しいただけますか?
M: ラフマニノフが「晩祷」を書いたのは、1915年、すでに第一次戦争の最中でした。国の運命への危惧、死と生に対する思考は、作曲家をロシアの音楽文化の根底である古い教会の歌へと導きました。この作品で、ラフマニノフはロシア正教の宗法の伝統に基づきながら、同時に自分の独自のテーマ(主題)を創りだしています。しかも音楽には様式化や不自然さがなく、呼吸し、息づいています。まさにそれがラフマニノフの作品の個性です。
 彼は常にロシア固有の歌に惹かれ、そのイントネーションを、様々なジャンルの作品群に用いています。当時の音楽評論家たちは、次のように書いています。「ラフマニノフは、「晩祷」という作品を通じて、これまで以上にロシアの民、そのスタイル、魂に近づいたのではないだろうか。もしかすると、まさにこの作品こそが、彼の創作を広げ、魂の新たな局面をつかみ、そして強い才能の“進化”を導くきっかけになったのではないだろうか」
ソ連時代、宗教がご法度だった時代に、「晩祷」はほとんど演奏されることがありませんでした。今日では、この素晴らしい音楽はモスクワ合唱団のレパートリーの主軸を成しています。

それから、スヴィリードフの曲についてもひと言お願いします。
M: モスクワ合唱団は結成当時より、ゲオルギー・スヴィリードフの作品を演奏しています。スヴィリードフの音楽の世界は、ロシアの民族歌やその根源と深く結びつき、我々に非常に近いものです。我々はすでにスヴィリードフの作品をおよそ40年もの間、演奏し続けてきました。そしてスヴィリーフドフの音楽は、我々が演奏会を行ってきた世界のどの国においても、常に大きな成功をおさめてきました。私たちは、長きにわたってこの偉大なロシアの作曲家の近い友であり続けました。そして作曲家自身もモスクワ合唱団を愛し、作品を献呈してくれました。私はそのことを大きな誇りに思います。

毎回、日本の多くの聴衆があなたの合唱団によるロシア民謡を聞くのをとても楽しみに期待しておりますが、ロシア民謡を聴くにあたってなにかアドバイスなどありましたらお願い致します。
M: ロシア民謡は、日本民謡を聞く感覚で、つまり、心を開いて、愛情をもって、耳を傾けてください。独特のメロディーや、心の温かさ、ロシアの言葉の音色などに注意を向けてみてください。いかなる民族芸術においても、音楽のメロディーはそれぞれの言葉の音節やイントネーションによってつよく影響を受けながら生まれてくるものです。

最後に、来日に当たって日本の聴衆の皆さんに何かひと言メッセージをお願いします。
M: 日本の聴衆の皆さんとの再会を心待ちにしています。親愛なる皆さんの、ロシア民謡への深い愛情や、ロシア音楽への理解に、いつも心を打たれます。私たちの歌が、今、難しい局面にある日本の皆さんの心を温めてくれれば、と願わずにはいられません。私たちの真の愛と、深い尊敬の気持ちを、どうぞお受けください。
 常に皆さんと共に・・・。 

どうもありがとうございました。



moscow_flyer.jpg≪国立モスクワ合唱団≫
2011年11月17日(木)19時開演 東京オペラシティコンサートホール
曲目:
スヴィリードフ:合唱のためのコンチェルトより「哀歌」(3月の東日本大震災犠牲者に捧ぐ)
S.ラフマニノフ: 無伴奏合唱によるミサ曲「晩祷」抜粋
ギア・カンチェリ:アマオ・オミ−無意味な戦争 日本初演!
ロシア民謡

2011年11月23日(水・祝)14時開演 東京オペラシティコンサートホール
曲目:
スヴィリードフ: 合唱のためのコンツェルトより、「哀歌」
ロシア民謡
ウクライナ民謡
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から、合唱「歌の翼に乗って飛び行け」


詳しい公演の情報こちら



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2011年10月25日

カンチェリの「無意味な戦争」日本初演![国立モスクワ合唱団]

ウラディーミル・ミーニン指揮するロシア最高の合唱団
国立モスクワ合唱団間もなく来日!

 ロシア合唱界の重鎮、ウラディーミル・ミーニン率いる国立モスクワ合唱団が11月に来日します。この合唱団は非常にレベルの高いソリスト・クラスのメンバーからなる混声合唱団で古典から現代までのクラシック作品を主なレパートリーとしています。

今回は、グルジアを代表する著名な作曲家、ギヤ・カンチェリの注目すべき作品、「無意味な戦争(アマオ・オミ)」 (混声合唱とサクソフォン四重奏のための作品。2005年。)が日本初演されます。作曲家の吉松隆さんによれば、カンチェリは「現代的な響きの中にも“心打つメロディ”が忍び込む絶妙のバランスを持っている」作曲家です。
 「アマオ・オミ」は、静かなハーモニーをつむいでゆく美しい曲で、平和を願う心に胸を打たれます。歴史の中で度々辛酸をなめさせられてきたグルジアという国が生んだ傑作で、CD化もされています(輸入盤)。
(下記の解説をご参照下さい)

 ラフマニノフの宗教曲を代表する名曲「晩祷」 (抜粋)は、彼の最高傑作という人もいるくらいの名作でありながら、ソヴィエト時代に宗教が弾圧されたために演奏されず、長い間、幻の名曲として忘れ去られていた作品です。作曲家自身がこの曲を非常に気に入っていて、自分が死んだら葬儀でこの中の1曲を流して欲しいと生前語っていたそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「アマオ・オミ」解説

静かなる告白
 
ギヤ・カンチェリは、今までにない、まったく新しい音の響きを生みだす人ではない。むしろ、いわば進歩の中で顧みられず置き去りにされてきたもの、――童謡のメロディー、様々なタイプの舞踏曲、様々な音階、ごく些細なモティーフ、様々な音程、シグナルのような響きの断片など――これらのほぼすべてが、なぜか、既知のもののように、すでに幾度も聞いているもののように思えて来る。それらが、カンチェリの記憶のフィルターを通して、今という時間の中へしたたり落ちる様は、カンチェリならではの独特なものであり、これまでに例のないものである。
  西側から見ると、グルジアは不思議な国だ。ヨーロッパの辺境なのか、それともカフカス山脈のふもとのアジアのはずれの地なのか?いずれにしても、破壊される前のトビリシ市内の河畔のプロムナードには、パリのセーヌ河畔にも匹敵する都会的で洗練された雰囲気があった。人は、グルジアというと、今なお古代的な国というイメージを抱くと同時に、神秘的な力を秘めた国を思い浮かべる。
ギア・カンチェリは、1935年に生まれ、当然のことながら、グルジアとその(キリスト教)文化の刻印を受けている。彼は、以前から、東での生活と西での生活を交互に繰り返しており(現在はアントワープで暮らしている)、故郷は、いわば彼の心の中に生きている。そして遠く離れているがゆえに、故郷グルジアについて思い描くことが、リアリティーを増していく。カンチェリの音楽を聴く人たちもまた、隠れた内なるグルジアを体験することになるのだと言えよう。歴史の中で度々辛酸をなめさせられ、被占領国となったこの国は、私たち皆に関わりのある“損なわれた人生”の隠喩となる。

 《アマオ・オミAmao Omi》は、グルジア語で“無意味な戦争”という意味である。歌詞に使われているのは、グルジアの自然や風景、文化や伝統に関する単語だが、カンチェリは、明らかに、歌詞の意味が分かることに重きを置いていない。なぜなら、彼は、音楽の中の言葉は音楽とともに“より高い別次元で理解される”と確信しているからである。この混声合唱とサクソフォン四重奏による作品は、ギリシャ正教の僧侶たちの歌によって方向づけられながら音楽の川となって流れていく。タイトルに示されている主題が、この作品を――ベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》の“我らに平安を与えたまえ”のように――“内と外の平和への願い”として受け取るよう促す。音楽は静かに進行し続けてゆくもかかわらず、合唱は、しばしば、急激に、ダイナミックにクレッシェンド(大きくなる)する箇所があり、切羽詰まったような、懇願するような、かたくなに主張するようなものとなり、聴き手に恐れを抱かせ、パニックに陥らせる。サクソフォンの四重奏が非常に遠慮がちに歌を“縁取る”。決してけたたましく響くことはなく、歌手の穏やかな歌唱を控え目に補うような感じを与える。

 カンチェリにおいては、何とすべてが繊細な神経、こまやかな聴覚を指向していることか。世の中で常識となっているような大音響に対して、静かで、ほとんど聞こえないものを提供すること、また、刹那的な激しさに対して、ゆっくりと永続するものを発見することにこそ、音楽の持つ非常にアクチュアルな意味があるのだと言っているようである。(CD Kancheli/Little Imber : ECMレーベルのライナー・ノートからの抄訳。訳:岩下久美子)



moscow_flyer.jpg≪国立モスクワ合唱団≫
2011年11月17日(木)19時開演 東京オペラシティコンサートホール
曲目:
スヴィリードフ:合唱のためのコンチェルトより「哀歌」(3月の東日本大震災犠牲者に捧ぐ)
S.ラフマニノフ: 無伴奏合唱によるミサ曲「晩祷」抜粋
ギア・カンチェリ:アマオ・オミ−無意味な戦争 日本初演!
ロシア民謡

2011年11月23日(水・祝)14時開演 東京オペラシティコンサートホール
曲目:
スヴィリードフ: 合唱のためのコンツェルトより、「哀歌」
ロシア民謡
ウクライナ民謡
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2011年10月19日

モスクワ合唱団「ロシアNOW」に掲載されました。

2011年10月18日号『ロシアNOW』
カルチャーカレンダーにモスクワ合唱団の公演情報が紹介されました。
http://roshianow.jp/

デジタル版はこちらからご覧になれます。
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2011年10月18日

モスクワ合唱団:芸術監督・指揮のミーニンと北川翔(バラライカ奏者)のメッセージ

何世紀も受け継がれてきた日本文化の伝統に対する、感嘆と深い尊敬の気持ちを抱いて、私たちはステージに立ちます。
そして厳しい局面に屈せず立ち向かう皆さんの強さに、心よりの敬意を表したいと思います。

愛を込めて
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ウラジーミル・ミーニン


ロシアの民族楽器バラライカは、19世紀後半まで「農民の為の幼稚な楽器」として扱われていましたが、バラライカの父と呼ばれているV.アンドレーエフの多大な功績により、「農民の楽器」から「舞台芸術楽器」として認められていきました。
日本ではまだまだ無名なバラライカですが、本日はこの伝統あるモスクワ合唱団と偉大な指揮者ウラジーミル・ミーニン氏と共演できる喜びは言葉になりません。
ロシアを代表する合唱団と、日本人バラライカ奏者、そして音楽を愛する者同士の国境を越えた共演をお楽しみいただければ幸いです。
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北川翔



moscow_flyer.jpg≪国立モスクワ合唱団≫
2011年11月17日(木)19時開演 東京オペラシティコンサートホール
曲目:
スヴィリードフ:合唱のためのコンチェルトより「哀歌」(3月の東日本大震災犠牲者に捧ぐ)
S.ラフマニノフ: 無伴奏合唱によるミサ曲「晩祷」抜粋
ギア・カンチェリ:アマオ・オミ−無意味な戦争 日本初演!
ロシア民謡

2011年11月23日(水・祝)14時開演 東京オペラシティコンサートホール
曲目:
スヴィリードフ: 合唱のためのコンツェルトより、「哀歌」
ロシア民謡
ウクライナ民謡
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から、合唱「歌の翼に乗って飛び行け」


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2011年06月03日

ウィーン少年合唱団 4/11チャリティコンサートを第2日本テレビが配信

ウィーン少年合唱団が4/14にウィーンで行った東日本大震災復興のためのチャリティコンサートの模様を第2日本テレビが配信致します。
内容は下記の通りです。

ウィーン少年合唱団 チャリティコンサート「日本への架け橋」
2011年4月14日(木) ウィーン・シュタットハレ、Fホール
演目:
岡野貞一/高野辰之:ふるさと
天皇陛下作詞/皇后陛下作曲:歌声の響
ベートーヴェン:ミサ曲 ハ長調
指揮:ゲラルト・ヴィルト
ウィーン少年合唱団、コルス・ヴィエネンシス
ネイサン・グンダカー(ソプラノ)、マキシミリアン・ゲオルゲ(アルト)
イェルク・シュナイダー(テノール)、ヨハネス・ギッサー(バス)
http://www.dai2ntv.jp/player/index.html?item_id=NtvI10010637

posted by JapanArts at 18:45 | ウィーン少年合唱団>2011年:ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月06日

「ティディ・マスコット」を特別販売!

ウィーン少年合唱団の来日公演は中止となってしまいましたが、日本公演オリジナルグッズの中でも人気の「テディ・マスコット」
を今回は特別価格で販売することになりました。
売上の15%を義援金として寄付をいたします。
teddys4.jpg
詳しい情報はこちらから
posted by JapanArts at 17:45 | ウィーン少年合唱団>2011年:ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月02日

ウィーン少年合唱団のオンエア情報

*2011年5月15日(日)夜6:30〜

テレビ朝日系列「奇跡の地球物語」
予告編の動画がアップされています。
http://www.tv-asahi.co.jp/miracle-earth/trailer/01/index_wiener.html

posted by JapanArts at 17:50 | ウィーン少年合唱団>2011年:ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月27日

ウィーン少年合唱団からの贈り物

これまで、50年以上にわたって来日し公演を行ってきたウィーン少年合唱団。
今年は残念ながら、東日本大震災の影響により、来日公演が中止となってしまいました。
ウィーン少年合唱団は、4月14日にウィーンで「日本への架け橋」と題した、チャリティコンサートを行いました。史上初めてモーツァルト、ハイドン、シューベルト、ブルックナーの4組が合同で合唱し、その様子は日本で多く報道されました。
そのコンサートより、ヴィルト芸術監督からのメッセージおよび、冒頭に歌われた「ふるさと」の模様が公開されました。
http://www.youtube.com/watch?v=0at027WHdko

コンサートの模様(長編ヴァージョン)の公開もただいま準備中です。
楽しみにお待ち下さい。

また、ウィーン少年合唱団は私たち日本に、素晴らしい贈り物をくれました。
それは背に“ウィーン少年合唱団から日本へ”と書かれた一冊の本。
開いてみると…
“Pray for Japan” “Hope”  “We help Japan” “I love Japan” といったメッセージとともに描かれた色彩豊かな美しい日本の絵の数々!
たくさんの励ましの言葉とともに、メンバー一人一人が絵を描いて一冊の本としてプレゼントしてくれたのです。

世界にたったひとつ。
愛情の詰まった贈り物。

次々に開くページから愛情が溢れ出て来て、思わず涙が流れました。
―ウィーン少年合唱団は、日本のことを想っています―
その想いは伝わりました。
絵は、これから皆さんに順次ご覧いただけるように、準備を進めています。

ウィーン少年合唱団からの励ましのメッセージと、愛情溢れる日本への想い。
どうぞぜひご覧下さい。
今日は、まず表紙と絵の一部から…
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posted by JapanArts at 12:08 | ウィーン少年合唱団>2011年:ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

ウィーン少年合唱団公演中止のお知らせ

日本公演を予定しておりましたウィーン少年合唱団は、東北関東大震災の影響による客観状況を考慮し、来日を断念いたしました。
このため開催を予定しておりました下記公演をはじめ、2011年4月30日〜6月19日までの全ての公演を中止させていただきます。
チケットをご購入いただき、公演を楽しみにされていらっしゃいました皆様には、心よりお詫び申し上げます。
なおチケット払い戻しにつきましては下記リンクよりご覧下さい。
チケット払い戻しについて

5月3日(火・祝)14:00開演 サントリーホール
5月4日(水・祝)14:00開演 サントリーホール
5月15日(日) 14:00開演 東京オペラシティコンサートホール
6月5日〈日〉 14:00開演  東京オペラシティコンサートホール
6月10日(金) 14:00開演 東京オペラシティコンサートホール
6月11日(土) 14:00開演 東京オペラシティコンサートホール
6月12日〈日〉 14:00開演 東京オペラシティコンサートホール
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2011年03月22日

ウィーン少年合唱団 現地でのチャリティーコンサートを開催

ウィーン少年合唱団は東北地方太平洋沖地震の被災者を励ますチャリティーコンサートを4月14日にウィーンで開催することを発表いたしました。
ホームページへ

ウィーン少年合唱団からのメッセージは下記の通りです。

― 日本への架け橋 ―
ウィーン少年合唱団は1955年から日本公演を行ってきました。日本のファンの皆さんが毎年恒例の2ヶ月のツアーを楽しみにして下さっているばかりでなく、合唱団の少年達にとっても日本は故郷です。少年達は4月に訪れることになっている国のニュースに深く心を痛めており、何か役立ちたいと望んでいます。4月14日に少年達はウィーンのシュタットハレでチャリティーコンサートを行います。その収益は、被災した子供達に送られます。
地震、津波、そして影響の計り知れない原子力危機―日本ではすべてが混乱し、通常の生活が一時中断されています。人々はこの状況を受け入れるほかすべがありません。
13歳のラファエルはこう言いました。「宮城と福島では何十万人も避難しています。多くの人々がすべてを失い、その中には子供達もたくさん含まれています。そういう子供達のために、僕たちはぜひ何かしたいと思います。」

ウィーン少年合唱団は、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの厳粛なミサ曲ハ長調を中心とした特別プログラムを演奏します。合唱団の芸術監督ゲラルト・ヴィルトは次のようにその理由を説明しています。
「このミサ曲は、人間より大きな存在であり善である神への深い信頼を表現しています。心の痛みを和らげる音楽であり、慰めを与えます。」演奏には、ウィーン少年合唱団の男声合唱団であるコルス・ヴィエネンシスも加わります。この合唱団のほとんどのメンバーが子供の時に日本へ行っており、日本に対してつながりを感じています。そして「日本の皆さんは私達を心の中まで受け入れてくれました。私達で何かお返しができればと思います。」とヴィルトは語っています。
ウィーン少年合唱団は、このコンサートが日本はもちろんのこと、どこででも聴くことが出来るよう、インターネットでのライブ・ストリーミングを希望しています。

≪日本への架け橋≫
出演:ウィーン少年合唱団、コルス・ヴィエネンシス、特別ゲスト

演目:ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827)
ミサ曲ハ長調op.86(ソリスト、混声合唱、管弦楽のための)
ウィーン・シュタットハレ、Fホール
2011年4月14日(木) 午後8時

A Bridge to Japan 
The Vienna Boys' Choir has been touring Japan since 1955. To the boys, Japan is a home, and not only the Japanese fans are looking forward to the choir's annual two-month tour. The boys are deeply distressed at the news from the country they are scheduled to visit in April, and they want to help: on 14 April, they will sing a charity concert at the Stadthalle in Vienna. The proceeds will go to the children in the stricken Northern prefectures. 

Earthquake, tsunami, and a nuclear crisis of unknown consequences - in Japan, the world has been turned on its head, and normal life has been suspended. People must come to terms with the situation.

Says thirteen-year-old Raphael, "Hundreds of thousands have been evacuated in Miyagi and Fukushima. Many people have lost everything, among them a huge number of children. We would really like to do something for them."
The choir will perfom a special programme, centered around Ludwig van Beethoven's sombre Mass in C. Gerald Wirth, the choir's artistic director, explains why. "This particular mass expresses a deep trust in God, something larger than man, something good. It is soothing music, it offers solace." The boys are joined by their own men's choir, the Chorus Viennensis. Almost all of them have been to Japan as children, and they all have an emotional link to the country. "The Japanese have adopted us into their hearts," says Wirth. "We are trying to give something back."

The choir hopes to have a live stream in the internet, so the concert can be watched elsewhere, and especially in Japan.

A Bridge to Japan
Wiener Sängerknaben, Chorus Viennensis, Special Guests
Programme
Ludwig van Beethoven (1770 - 1827)
Mass in C op. 86 for soloists, mixed chorus, and orchestra
Stadthalle Wien, Halle F
Thursday, 14 April 2011, 8 pm

posted by JapanArts at 18:45 | ウィーン少年合唱団>2011年:ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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